2023年9月4日
『母から娘へ引き継がれる味』
最終更新日:2023.10.20
はじめまして、琉球かめ〜食堂JOURNALの齊藤です。
琉球かめ〜食堂では「縁起のよい物を食べる事🍴は、幸せに長く生きる事」
という想いを込めて日々琉球ちまきをつくっています。
琉球かめ〜食堂の想いや、まつわるヒト、コトを伝えるために、琉球かめ〜食堂 JOURNALをはじめます。
第1回目は、娘の河﨑多恵から、琉球かめ〜食堂が大切にしているコトをお届けします
母の手作りちまきが宿る思い出
琉球ちまきは台湾台南生まれの母が祖母の味の再現ができたちまきから始まっています。
我が家ならではの小さなちまき
母が子供の時に大好きだった台南スタイルのちまき。でもそれは大人サイズ。私達が小さな子供だったときは、1つのちまきは大きすぎて食べきれませんでした。子供だった私達姉妹が1つちゃんと食べれるように!と小さめのちまきが我が家ならではのスタイルです。
『時間をかけて』織り込まれた味わい深さ
母の考えは「美味しい物を食べる事」=「幸せに自分らしく生きる事」と教えられました。
実は台湾台南のちまき作りは2日間かかる大仕事。誰かを想う気持ちがないと作れない食べ物です。相手の幸せだけを考えたちまき。だから栄養は完璧に考えられています。
沖縄と台湾の文化は似ていて、素晴らしい食材がいっぱい。
日本のお節料理のように、一つ一つに意味があるので本格的なちまきは縁起物とされています。
愛情を込めた『共有』の瞬間
ちまき作りは時間を作り用意する。そしてその時間を共有する人の事を考える。そんな事を考える時間さえも幸せの入り口だと思います。
母の手作りちまきを通じて懐かしい味のおいしさと安心感をお届けしたい。
母への感謝と思い
どんな時も私がピンチだと必ず手を差し伸べてくれるのが母です。
娘として次世代に”母が生きるあかし”を形として残したい、母の願いを叶えてあげたい!母への親孝行・ちまきプロジェクトをスタートしたいと思ったきっかけです。
今振り返ると、私が元気で幸せなのは、きっと母の思いがこもった手数料を食べていたからだという事に気付かされました 。母からさ差し入れのちまきは私にとってとても特別です。
小さい頃から食べていた懐かしい味、疲れた時に食べると元気が出てくる、そんなソウルフードです!
幸せを追求するために「相手を想う」
大切な人を思い、琉球ちまきを注文し、到着を待ちながら温めて食べ頃を迎える時間、そして合わせる飲み物を選ぶ時間。これら全てが幸せを追求するための貴重な瞬間だと私は信じています。
だからこそ、私たちができることを常に考えて、より充実した時間を過ごすことを目指したいのです。