2024年2月13日

ちまき隠し味の一つ:もち米の秘密に迫る ちまきへの美味しい道

最終更新日:2024.2.12

こんにちは。琉球かめ〜食堂JOURNALの齊藤です。

琉球かめ〜食堂は「縁起のよい物を食べる事🍴は、幸せに長く生きる事」という想いを込めて日々ちまきを作っています。

第十六回目は、”もち米の秘密に迫る 
ちまきへの美味しい道”の魅力をお届けします。

 

もち米とは 

もち米とは

もち米の特徴:

  • もち米は、米の一種で、主にアジア料理に使用されます。その名前は、もちもちとした食感を表す日本語の「もちもち」から来ています。

  • もち米は通常、外層の穀物の部分を削除することなく精白されず、玄米のまま使用されることが多いです。これにより、もちもちとした食感が得られます。

もち米の主な用途:

  • もち米は、日本では餅(もち)やおにぎりのような伝統的な料理に広く使用されています。餅は日本の祝祭や特別な機会に供され、重要なシンボルとされています。

  • 他のアジア諸国でも、もち米はおこわや粽(ちまき)など、伝統的な料理に使用されます。また、タイやベトナムでは、もち米を使ったデザートも一般的です。

もち米の製造プロセス:

  • もち米を作るためには、通常、もち米を浸水させてから蒸すか煮るプロセスが必要です。これにより、米粒が粘り気を帯び、もちもちとした食感が生まれます。

  • その後、もち米は臼(うす)や機械を使用して搗かれ、餅や他の料理の形状に加工されます。

文化的な重要性:

  • もち米は日本の文化において非常に重要で、正月や祭りの際に特に重要な食品です。餅つき(もちつき)は、家族やコミュニティが一堂に集まり、協力して餅を作る伝統的な行事です。

  • また、もち米は日本の神道の祭儀にも関連しており、神社での奉納や神事に使用されます。

 

もち米の多様性:長粒もち米と短粒もち米の比較と選び方

もち米

長粒もち米と短粒もち米、どう違いますか?

もち米は(長粒もち米)と(短粒もち米)の2種類に分かれ、外観と特性に違いがあります。

1-1 長粒もち米の特徴と適した料理

もち米の特徴:

もち米は外観が細長く、シャープもちとも呼ばれ、煮熟すると食感がキュッとしており、丸いもち米よりも粘りが低く、淡い甘みと清香があります。

長粒もち米の適した料理:

長粒もち米は比較的硬く、何度も調理してもすぐに柔らかくなりません。台湾北部の粽(ちまき)、中華粽(ちまき)、米ケーキ、油飯、おにぎり、タピオカボールなど、繰り返し加熱される料理に適しています。

1-2  短粒もち米の特徴と適した料理

短粒もち米の特徴

丸いもち米は外観が丸く短く、煮熟すると食感が柔らかく、粘りが高く、明らかな甘さがあり、酒造りにもよく使われます。

短粒もち米の適した料理

短粒もち米は煮過ぎてもすぐに粘り気が出て、冷えても硬くなりません。そのため、台湾南部の粽(ちまき)、湯圓、麻糬、年糕、紅龜粿、鹼粽、甘い粽など、甘い料理に適しています。

 

 おいしさへの道:もち米の選び方

もち米

粽(ちまき)を作るのにもち米が使われ、もち米の品質が肉粽全体の食感に影響を与えます!

もち米の外観を観察:

米粒の色

優れたもち米:良質なもち米の米粒は均一な色で、不透明な乳白色です。
劣ったもち米:米粒が黄色くなっていたり、黒い斑点がある場合、カビや虫が発生している可能性があります。

米粒の完全性

優れたもち米:形状が完全で、粒がふくらんでおり、断裂していないもち米が良質です。 

劣ったもち米:品質が低いか、適切に保管されていないもち米は欠けたり、割れたりし、細かい米粒がたくさん見られることがあります。

良質なもち米は均一で、雑質が見当たりません。

米粒の香り:

優れたもち米:良質なもち米の米粒は自然な淡い香りがあります。

劣ったもち米:酸っぱいまたは奇妙な香りがする場合、もち米が劣化している可能性があります。

琉球ちまきは日本で生産された短粒もち米を選んでます。

日本のお米は本当に美味しい!

各工程、すべての粽(ちまき)が厳重に監視され、皆様が美味しい粽(ちまき)を安心して楽しむことができるように品質管理を行ってます。

 

もち米の意味合い

ちまき

ちまきは縁起物としても知られています。
日本のお節料理のように、ひとつひとつに意味が込められており、縁起物とされています。

もち米の種類によって味と食感はガラッと変わります。
どちらも好き嫌いはあると思います。 

母の粽(ちまき)は台湾南部の粽(ちまき)のため、短粒もち米が相性が良いです。

日本は水が綺麗のため、お米は本当に美味しい、もち米を日本産に下のもそれが原因です。

「具がいっぱいだと嬉しい」という母の想いからもち米は少なく具たくさん。
ほとんどの粽(ちまき)はもち米が多く、具が少ないです。

母は逆の発想でした、栄養をたっぷりするには具を多く、もち米を少なくする。
またもち米は年配の方ほどお腹にきます、それも考えると具たくさんの方が少し食べて栄養も取れます。

もち米が多い方がコストも下がりますが、母の粽(ちまき)は添加物が入ってない新鮮な具を7種類以上にこだわってます。

コストは上がりますが、やはり昔ながらの本格的な粽(ちまき)を届けたい母の想いです。

 

その他記事

メールマガジン

琉球かめ〜食堂のお得な情報をお届けします